小児歯科における子どもの虐待予防への試み

月刊「小児歯科臨床」の10月号の特集、「Child Abuse”子どもへの不適切な対応”~子ども虐待・いじめ防止~」の原稿を書き上げました。

母親の育児におけるイライラ感が大きい場合、親と子どもの関係性が良くないときに、虐待が起こりやすいので、小児歯科の立場から、母親の育児のイライラ感を和らげる試みと子どもと親の関係性を支援する試みをしています。長崎市内の保育園児を対象に行った調査で、0歳時から2歳児期になる行動では、「授乳と食事関するもの」が最も多く、母乳が離れない、最後の一口が飲込めない、食べ物に興味がない、授乳中に目を合わさないなどの項目が並びました。また気になる習癖でも、指しゃぶり、下唇をかむなど、口に関する癖が並んでいます。

このような子どもたちを持つ母親へのアドバイスを行い、育児に関する悩みを和らげる試みを紹介します。

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